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「土壇場・踊り場・正念場」

いつであったか「週間ダイヤモンド」で、日本の部長百人に聞く特集のなかで、部長さんの「土壇場・踊り場・正念場」を取り上げていた。企業戦士として部長の座にたどりつくまでには、幾多の競争や修羅場をくぐりぬけてきたのに違いない。

さて「土壇場」とは、本人の意志に関係なくやってくる、最悪の状態であり、必死のケースである。
「踊り場」とは、今までの仕事人生に休息が求められたり、見直しを迫られるものである。
「正念場」とは、人としての実力を問われるときであり、晴れの舞台に上るための試練の場である。

百人の部長は、
○ 「土壇場」に出くわした。・・・・・60人
○ 「踊り場」を経験した。・・・・・・・71人
○ 「正念場」を迎えた。・・・・・・・・71人

であった。

たとえばの事例として、
● 大病や大怪我をし長期休暇をとらざるを得なかった。・・・・・・・・・22人
● 上司から嫌われ認められなかった。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16人
● 部下から総スカンを食った。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14人
● 嫌いな仕事ばかりをやらされた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13人
● 名実ともに自分の責任でやった仕事が大失敗に終わった。・・・・11人
● 自分のせいではない失敗の責任をとらされた。・・・・・・・・・・・・・・・6人
● 左遷させられた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4人
● 同期より昇進昇格が遅れた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3人
● 自分より年下の上司に使われた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1人

という具合である。なんともみなさん苦労しているのである。
さて、こんなときどうやって対処したかということで共通する返答は、やはり「自己信頼」であった。

著:佐藤創紀 →360サポーターズ


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