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「なんでそんなこともできないのだ!」

表題の「なんでそんなこともできないのだ!」ということばは、よく部下などに仕事を教えたり伝えたりするときに、感情的につい使ってしまうものである。

そのときの、その人の、その言葉を発したときの心理状況は、どんなものであろうか。その言葉を発するときは、おおよそのとき、自分に余裕がなくなっているときである気がする。

部下に何度も何度も教え伝えているのに、結果的に成果が現れないとなると、あたまに血が上り「なんでそんなこともできないのだ!」と怒鳴ってしまうものである。なかには、その言葉をはじめから何も考えずに使用してしまったり、習慣的に使用してしまったりしている人も多いのではないだろうか。

ここが自分の勝負のポイントである。自分に余裕がなくなってしまうと、この言葉を発してしまい、部下との人間関係が徐々に崩壊してしまう。耐えて耐えて「それが出来ないのはどうしてなのか?」と質問しその状況を共有化することによって、また最初からともに積み上げていく余裕が欲しいものである。

そこに自分を信じている人と信じていない人の差が出てくるのではないだろうか。つまり自己信頼している人と自己信頼していない人で、余裕に差があるわけであるから、当然、結果も違ってくるわけである。

どうぞ、試してみてはいかがか。

著:佐藤創紀 →360サポーターズ


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