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本田宗一郎の言葉①

世界最大のモーターサイクルの供給基地、日本。

世界の上位4位までを日本企業が独占している。この中で圧倒的強さをもっているのが、町工場から世界を代表する自動車メーカーとなったホンダである。ホンダの活躍は自動二輪車だけではない。自動車の製造は日本でトヨタにつぎ第2位に位置する実力である。

その創業者である本田宗一郎がよく口にした言葉に「惚れて通えば千里も一里」という言葉がある。

本田宗一郎という人は、この言葉にすべてが集約されている気がする。車作りが好きで好きでたまらないという気持ちが、本田を猪突猛進させ、不可能を可能にさせてきたのである。しかし会社経営は、猪突猛進するだけではうまくいかない。本田宗一郎は単なる天才技術者ではなかった。経営者として、リーダーとして非凡な才能を持っていたのである。それは謙虚に自分の能力の限界を認め、自分の出来ない分野は専門家に任せたのである。

「"惚れて通えば千里も一里"ということわざがある。それくらい時間を超越し、自分の好きなものに打ち込めるようになったら、こんな楽しい人生はないんじゃないかな。そうなるには、一人ひとりが、自分の得手不得手を包み隠さず、ハッキリ表明することである。石は石でいいんですよ、ダイヤはダイヤでいいんです。そして監督者は部下の得意なものを早くつかんで、伸ばしてやる、適材適所へ配置してやる。そうなりゃ、石もダイヤもみんな本当の宝になる。」(『本田宗一郎 夢を力に』より)

著:佐藤創紀 →https://www.gdl-j.co.jp/archives/001031.html


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