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真似

人間、何でも最初は、人の真似から始めるものである。最初から何かをできる人はいない。

最初は、誰も何も出来ない。それができるようになるのは、最初、自分で興味があるものを真似ることから始めるものである。そして真似してやっているうちに、今度は自分でいろいろと工夫し始めるのである。いわゆる、自分に合うように変えていくのである。やがてもっと効率よくうまくできるように工夫し考えていくのである。その部分が創造を生んでいくのである。それは、自分しか出来ない特徴になり、自分のものになっていくのである。

この過程で、もっとも大きく人が関与するのは、最初の真似られるときである。このプロセスに、育成のヒントがあるような気がする。育成する側は、自分が見本となり模範となることが、育成される側のもっとも大きな刺激となる。それは、興味をそそるものでなければならない。そして面白いものでなければならない。そこで、真似られるのである。

真似てさらに面白くなるように、後押しできるとさらにいい。真似て育成される側が、実際にやってみた段階で、主人公(担当者)が変わっていくのである。そしてその主人公(担当者)を応援しフォローしていく。それが育成である。

著:佐藤創紀 →https://www.gdl-j.co.jp/archives/001031.html


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