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POSデータに頼らない売り場づくり

『セブンイレブン』の成功に象徴されるように、コンビニ商品は厳しくPOS管理されています。

売れない商品は直ちに店頭から消えていきます。それがPOS神話につながったりしています。しかし、それはコンビニにとって最適な商品管理方式であって、すべての業態・業種にふさわしいかどうかは検証する必要があります。実際、楽しい売り場を作るために、POSに頼らないことで人気を集めている店も存在します。

POS管理全盛の時代にあって、もっとも対極的な販売スタイルを売り物にして注目されているのが、本屋さんか雑貨屋さんかよくわからない『ヴィレッジヴァンガード』です。この店の売り場作りの原点は、想像力です。本を主体に、本から連想されるさまざまな商品を販売しています。本と関係する商品を何にするかで売り場の構成は変わりますが、その選択は連想力にもとづきますからPOSとまったく関係なくなります。

同じようホームセンターの『ジョイフル本田』も、POSに関係なく売り場を作ろうとしています。年に数個しか売れない商品でも店頭に並べる方針をとっています。そうすることで他店と違った売り場になるからです。POSは効率性の判断指標として有効ですが、独自な売り場を作りにはまた別な視点・指標が必要となるようです。

著:加宮利行→https://www.gdl-j.co.jp/archives/001032.html


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