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ひとりひとりがポイント

ディズニーランドについて語っているキャストの言葉に、こんなメッセージがあった。

【 情熱を持つ1人は、情熱の無い40人にまさる。 】

ディズニーランドには、それぞれの持ち場でいろいろな仕事をしている多くのキャストがいる。ジャングルクルーズのへの乗船を助けたり、ハンバーガーを焼いたり、コスチュームを修理したり、ごみを回収したり、ホテルで宿泊客からの電話に応対したり...。そのなかで最も重要なキャストは誰でしょうか? それは、そのひとりひとりである。そのひとりひとりが最も重要なキーパーソンなのである。

あるキャストが「自分がやっている仕事は、どうでもいい仕事なのではないかとふと思うときがある。しかしそんな風に思えたとき、わたしは自分自身が長く使っていたタイプライターを思い出す。だいたいのときは調子よくタイプを打つことができるのだが、たまにどれかのキーが動かなくなることがある。すると、文章が誤字だらけになってしまう。このタイプライターと同じように、わたしひとりぐらいが何をやろうがたいして変わりがないなどと仕事で思いたくなったとき、このタイプライターと共通だと思うのである。そして自分に言い聞かすのである。《自分はキーパーソンで、頼りにされている...。》とね。」

つまり「タイプライターにはひとつとして不要なキーは無い」という教訓を、自分の会社にどう応用できるか?そして「自分ひとりぐらい何をしても大差はない」と思い、仕事の手を抜き、まわりのみんなに多大な迷惑をかけていることはないだろうか?

最後に「全員が貴重な戦略だ」ということを、どうすれば社内に浸透させることが出来るか?こんなことを、ひとりひとりが常に真剣に考えてこそ、全体にイニシアティブが形成されていくのではないだろうか。

著:佐藤創紀 →https://www.gdl-j.co.jp/archives/001031.html


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