「教育の成果はすぐには現れない」
古代中国の思想家 孔子 は、教育の重要性について多くの言葉を残しました。
「学びて時にこれを習う、また説ばしからずや」
この言葉の本質は、「学びは繰り返しによって身につく」という思想にあります。
つまり、教育とは"瞬間的な成果"ではなく、"継続による定着"を前提にした営みだということです。
なぜ育成は成果が見えにくいのか
人材育成は、売上や数値のようにすぐに成果が可視化されるものではありません。
- 研修を実施しても翌月の業績が劇的に変わるわけではない
- 面談を重ねてもすぐに行動が変わるわけではない
- 指導をしても、定着までには時間がかかる
そのため、「効果があるのか分からない」と感じやすい領域でもあります。
しかし、本来育成とは"時間を味方につける活動"です。
継続できない育成が生む問題
育成がうまくいかない組織の多くは、「単発」で終わります。
- 研修をやって終わり
- 面談をして終わり
- フィードバックをして終わり
継続されない育成は、知識は増えても行動は変わりません。
孔子の思想が示すように、学びは「習う(繰り返す)」ことで初めて力になります。
育成を"継続前提"で設計しているか
人事が問われるのは、育成の内容よりも設計です。
- 振り返りの仕組みはあるか
- 上司が継続的に関わる構造になっているか
- 小さな成長を可視化できているか
- 挑戦と修正を繰り返せる環境があるか
育成はイベントではなく、プロセスです。
成長は、ある日突然"見える"
継続的に取り組んでいると、あるタイミングで成果が顕在化します。
周囲から見れば突然の成長に見えますが、実際には日々の積み重ねの結果です。
だからこそ、育成担当者や管理職には、成果が見えない期間を信じて伴走する姿勢が求められます。
継続できる組織が、人を育てる
育成は忍耐の仕事です。
短期成果を求めすぎると、途中で方針が変わり、継続が途切れます。
孔子の思想が示すように、学びは繰り返し、繰り返し、定着させるもの。
育成とは、才能を見抜くことではなく、継続できる環境をつくることなのかもしれません。
文責:田辺顕
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