New ヒント集HR Tips

成功を生む原動力とは?―スティーブ・ジョブズが語る「情熱」の真価

アップルの創業者、スティーブ・ジョブズは、2007年にウォールストリートジャーナル主催のイベント「All Things Digital」において、ビル・ゲイツとの対談で成功に不可欠な要素を語りました。ジョブズが何よりも強調したのは、「情熱」でした。

「情熱」がなければ越えられない壁

ジョブズによれば、起業とは市場に新たなスペースを見つけてそこに参入していくことです。しかし、革新的な製品やサービスを生み出し、世間に広く認知されるようになるまでには、必ずと言っていいほど困難な障壁が立ちはだかります。

この障壁は生半可な気持ちでは越えられません。たとえ非常に優秀な頭脳やスキルを持っていても、多くの人は途中であきらめてしまうものです。それは決して怠け者だからではなく、「まともな考え」を持っているからこそだとジョブズは言います。つまり、普通の判断を下すならば、そこまで我慢して困難に立ち向かう必要はないと考えてしまうのです。

しかし、情熱がある人は違います。大好きなことをしているからこそ、その苦難を楽しみながら乗り越えていくことができます。情熱は単に熱意ややる気以上のものです。情熱とは、「困難を喜びに変え、困難そのものを愛する力」であると言えます。

情熱が生む「継続」の力

ジョブズが示したもう一つの大切なポイントは、情熱が「継続」の原動力になるということです。どれほど優れたアイデアや技術を持っていても、すぐに結果が出るとは限りません。長期にわたり結果が出ない中でも、自分が情熱を傾けていることに対して楽しみを見出せるかどうかが成功を左右します。

ジョブズ自身がアップルを通じて世界を変えることができたのは、彼が情熱を持ち続けることができたからです。彼は苦しい局面でも諦めることなく、「世界に革新を起こす」という自らの情熱を信じ続けました。

情熱ある仲間と進む

また、ジョブズは情熱を共有できるチームを作ることの重要性も語っています。素晴らしい成果を出すためには、一人だけの情熱では足りません。同じ志を持った仲間と共に取り組むことで、情熱は何倍にも膨らみ、大きな成果を生むのです。

ジョブズのこの教えは、ビジネスの現場だけでなく、私たち一人ひとりの日常にも応用できます。仕事でもプライベートでも、自分が本当に情熱を注げるものを見つけ、それを共有できる仲間と共に取り組むことが、人生を充実させ、成功をもたらす秘訣なのです。

まとめ:人生を動かす「情熱」の力

スティーブ・ジョブズが語った「情熱」の真価とは、単なる熱意や意欲以上のものです。それは困難を喜びに変え、持続する力を与え、人との絆を強める強力な原動力となります。ジョブズの言葉を胸に刻み、自分自身が本当に愛せるものを見つけ、その情熱を糧に、人生をより豊かで意味あるものにしていきましょう。

文責:田辺顕

360度評価(多面評価)/gdl360.comへのお問い合わせ

360度評価(多面評価)/gdl360.comへのお問い合わせは、お問い合わせフォームより承っております。お気軽にお問い合わせ下さい。

360度評価(多面評価)/gdl360.comへのお問い合わせ

お問い合わせフォームがご利用になれない場合は、下記のフリーダイアルをご利用ください。

お問い合わせ電話番号:0120-417-420(フリーダイヤル)

お問い合わせ

新人採用時の適性検査、中途採用時の適性検査のご相談など、専任スタッフがご要望に応じてご対応いたします。