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"Describe your job."とすると課業がリストアップされる ~成果主義人事制度への壁~

"Describe your job."と言うと、多くの人は課業をリストアップする。
やるべきこと、やっていること、活動のリストだ。
・営業職だと「顧客訪問」「商談」「請求」という感じだ。
・技術開発職だと「設計」「テスト」という感じだ。
Input(入力) → Process(処理) → Output(結果)
この3ステップの表現方法だと「Process(処理)」がリストアップされる。

次に「では皆さんの職務では、どのような成果(output)が期待されていすか?」と問うと、筆が止まる。営業職だと「売上を上げることしかありません」という感じだ。

実は成果主義の人事・経営を進めていくなら、この部分の啓発が欠かせない。成果を理解できないうちは、成果を追えない。

Processで仕事を理解している人は、Processをしっかり行うことが自分の責務であり、結果が出るかでないかは時と場合による、という考えになりがちだ。例えば売上が伸びないのは、担当市場がアンラッキーなためであり、または競合が強いためであり、天候が不順であったため、と分析する傾向が強い。

21世紀の職務記述書には「成果責任」「期待される成果」が欠かせない。目標管理でも「成果に焦点を当てた運用」が大切になる。目標の到達レベルを抽象的なままにしてはいけない。

文責:田辺和彦

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