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たかが指標。されど指標。選択を誤れば、組織は間違った方向に !

たかが指標。されど指標。選択を誤れば、組織を間違った方向にリードしてしまう。

「企業の目的は、顧客の創造である」の名言を残したPFドラッカー。彼のコンサルティングを受けて、組織が顧客志向の目標を設定し、よみがえったという事例が、この本には紹介されている。

成果をいかに評価するか?

成果を評価するうえで、いかなる情報が必要か。その情報を得るためには、いかなる仕掛けが必要か。最も適切な尺度は何か。
ある日のこと、広告代理店のオグルヴィ&メイザーの取締役会で誰かがこういったという。
「うちは金融サービス業なのだろうか。報告を聞いていると、クリエイティブな会社というよりも金融機関に聞こえる」
以降、同社は、広告効果、広告寿命、クライアントのリピート率を重視するなど、成果にかかわる評価を大幅に変更したという。
2001年、コルゲートは、店舗政策を即刻納入から品切れなしに変更しただけで売上高を3%伸ばした。
当時私は、この政策変更が現場の空気を一新させるところを目の当たりにした。
即刻納入は、あくまでも小売店に対する姿勢のあり方にすぎなかった。
これに対し、品切れなしは顧客満足を目指していた。
確かに小売店舗も顧客だったが、それは最終消費者にいたるサプライ・チェーンの一環にすぎなかった。
コルゲートとしては、成果を定量化し、顧客志向を徹底することが必要だった。

「P.F.ドラッカー ―理想企業を求めて」
著:エリザベス・ハース・イーダスハイム 訳:上田 惇生

文責 田辺和彦

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