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共同目標の活用の薦め・その注意点

行き過ぎた個人主義的な目標管理は、メンバーを精神的に追い詰める傾向を生む。チームワークがおろそかにされ個人プレー、スタンドプレーが横行する。だから共通目標もあってよいと思う。

チーム全員がすべて同じ目標、というのではない。チームのAさんとBさんは、今期たまたま、あるひとつの目標を共有する、というイメージだ。

その際に注意しなければならないのは「ぶら下がり現象」だ。Aさんがほとんど一人でやってBさんは何もしなかったのに目標は達成された、というケースだ。

この場合、目標管理連動型の人事考課では、目標達成にあたっての評価は差がつかないことが多いと思う。
※評価に差をつけられる評価基準もあると思うが...

そのような組織では他の評価項目で差がつけられるなら、そうしたい。
たとえばコンピテンシー評価もあわせて実施しているなら、Aさんの「リーダーシップ」や「イニシアティブ」が高く評価される、というニュアンスだ。

共同目標化すると、ぶら下がり現象が生じるのでは? という恐れだけで「個人に目標を割り付ける」ということはやめたほうが良い。たとえ成果主義でも業績重視でも、やはり社員にはチームプレーを要求しなければならない。

そういう組織を創っておかないとチームワークに優れた組織と競合した場合は、確実に負ける。

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文責:田辺和彦

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