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経営計画と目標管理の関係について

部門長は担当部門の経営計画と部門長個人の目標管理シートも作成する、という組織の場合、両方のシートに同じようなことを書いているのでは目標管理シートの意味がないのではと考える人も多いようです。

それぞれの違いですが、次のように整理できると考えられます。

要素 経営計画 目標管理
主目的 経営目標の達成 経営目標の達成
能力開発(特に問題解決能力の向上)
副次目的 経営体質の強化 業績考課への反映
主語は誰か 組織全体が わたしが
誰が管理するのか 組織の管理職 個人(自主管理)
何を表記すべきか 組織全体の目標や活動 個人の動き(目標や活動)

部門長個人が担当する課題を、部門長の管理シートで具体的に表現されることになります 。

目標管理シート   ××課   課長  山田太郎

目標(何をどの程度)

1.××課の経営計画を達成させる
2.××物件の契約比率を7%アップするために契約ノウハウを標準化する

① 昨年度未契約の内容を分析 →
② 契約者へのインタビュー10件 →
③ 契約ステップ別チェックリスト作成 →

その後、上記のように部門長の目標管理シートは、経営計画シートをより具体化したものとして作成すると良いでしょう。多少、組織による運用方法の違いなどあるかもしれませんが、一般的には、部門長は経営計画の中で、組織全体の目標・課題、その担当者とスケジュールを立案していきます。

経営計画シート ××課 課長 山田太郎

目標(何をどの程度)

重点施策     担当    スケジュール

1.受注額××億円を確保する
 ① ×○分野新規顧客開拓(下記に目標展開)
 ② ××物件契約比率の向上(下記に目標展開)
2.××物件の契約比率を7%向上する
 ① 契約ノウハウの標準化  山田 太郎7~9月
 ② Y地区の契約比率改善  飯田係長 10月~
 ③ 契約比率一覧表の作成  大田係長10月~
3.×○分野での新規顧客を20社開拓
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文責:田辺和彦

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