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「この人なんとなく良さそう」――その"勘"は当たるのか?

採用面接を長年担当していると、第一印象や受け答えの雰囲気から「この人は活躍しそう」と直感的に判断することがあります。

いわゆる"採用の勘"ともいえる感覚です。実際、経験を積んだ面接官の"勘"は意外と侮れない部分もあります。

しかし、その直感だけに頼ると、後で「こんなはずではなかった...」というミスマッチが起こることもあります。

適性検査は直感の"裏付け"になる

ここで役に立つのが、適性検査という"客観的な視点"です。

たとえば面接では明るく元気な印象を受けた人でも、適性検査の結果を見ると「内向型で慎重な思考傾向」というケースもあります。

このように、直感と検査結果がズレるときこそ、冷静な見直しのチャンスです。

直感だけでは見えない部分にこそ、本当の課題や可能性が隠れていることもあります。

両者の"ズレ"を活かす視点を持つ

適性検査と面接感覚が一致すれば、自信を持って採用判断ができます。

一方、ズレがある場合は、「要注意ポイント」「育成の課題」として、事前に把握しておくべき材料になります。

つまり、適性検査は「合否を決める道具」ではなく、「採用後のマネジメントを見越した設計図」なのです。

採用とは情報の総合判断

人材採用は、面接・経歴・適性検査など複数の情報を組み合わせて総合的に判断するものです。

そのなかで直感は"きっかけ"として、適性検査は"根拠"として、それぞれの役割を担っています。

面接官の感覚と適性検査の結果をうまくすり合わせることで、より納得感のある採用ができるはずです。

まとめ

「なんとなく良い」と思った人が、本当に活躍する人材かどうか。

その答えを確かめるために、適性検査を"自分の判断を補強するツール"として活用してみてはいかがでしょうか。

文責:田辺顕

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