夢が人生をつくる 大谷翔平選手に学ぶ、目標設定の力
人生が夢をつくるのではなく、夢が人生をつくる。
これはメジャーリーガー・大谷翔平選手の言葉です。彼が高校1年生のときに書いた目標設定シートには、夢を叶えるための考え方と行動が明確に記されていました。
たとえば、あいさつをする、ゴミを拾う、部屋を掃除する、審判への態度に気をつける、本を読む、プラス思考を大切にする、道具を丁寧に使うなど。どれも地道な行動ばかりですが、こうした日々の積み重ねが、夢を現実に近づける力になります。
この目標設定シートは、教育者の原田隆史さんが提唱する手法をもとに作られたものです。中心に大きな目標を置き、それを支える8つの要素を周囲に配置し、それぞれの要素についてさらに8つの具体的な行動を書き出すというものです。現在では、小学校の道徳の教科書にも取り上げられています。
大きな夢も、小さな行動に分ければ実現可能になる。
私たちの職場でも、この目標設定シート(マンダラチャート)を導入しています。これまで目標を立てるのが苦手だった社員も、自分に合ったペースで取り組めるようになりました。
やり方はシンプルです。
- 1. 中心に、自分が実現したい大きな目標を書く
(例:資格を取得する、リーダーとして活躍する など) - 2. その目標を達成するために必要な8つの要素を周囲に書き出す
(例:時間の使い方、知識の習得、習慣づくり など) - 3. 各要素について、具体的な行動目標を8つずつ考える
(例:毎朝30分勉強する、週に1回振り返りをする など)
これにより、「なんとなく難しそう」と感じていた目標が、「今日から始められる小さな行動」に変わっていきます。
自分で考え、自分で決めるからこそ続けられる。
この方法で最も大切なのは、自分自身で考えて、自分自身で決めることです。
他人から与えられた目標ではやる気はなかなか続きません。自分の言葉で、自分が納得できる目標を立てることが、自然と行動につながっていきます。
目標が苦手だと感じている方や、いつも途中で諦めてしまう方にこそ、このやり方を試していただきたいと思います。
大きな夢も、小さな行動に分解すれば、きっと前に進むことができます。
ご希望があれば、このチャートのフォーマットや具体的な使い方もお渡しできます。興味のある方は、人事までお気軽にお問い合わせください。
文責:田辺顕
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