近接誤差( Recency Bias )とは、「直近誤差」、「直近効果」とも呼ばれ、人事考課における考課者が陥りやすいエラーの一つ。
直近の出来事が印象に残ってしまい、評価期間全体の評価が正しくなされない傾向を指す。
その原因には次のようなものがある。
<行動的な原因>
1) 部下の行動や実績に関するメモを残していない。
2) 評価の際に、行動事実の整理整頓ができていない。
3) 評価をするための情報が少なすぎる(部下の行動や能力発揮を把握できていない)。
<評価者の心理的な原因>
1) 自分の記憶とその判断は正しい、という思い込みが強い。
2) メモを残すなど面倒でやってられない。
<組織・風土的な原因>
1) 評価対象期間が徹底されていない。
2) 評価調整会議の運営が不充分(じっくりと腰を据えた具体的事実での話し合いがなされていない)。
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文責:田辺和彦
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