人事管理ヒント集HUMAN RESOURCE MANAGEMENT HINT

ついに出ました『樹木のCO2削減量を計測するソフト』

森林は地球温暖化対策の重要な要素の一つとされ、京都議定書でも森林のCO2吸収量が削減量に盛り込まれています。そのため、工場はもちろん街の各種施設や家庭での緑化が提唱され、ビルの屋上緑化、ゴウヤの緑のカーテン、そしてCO2吸収量の多い「サンパチェンス」といった植物などに注目が集まっています。

それでは緑化した樹木によるCO2削減効果=吸収量ということになると、個々の現場単位で具体的数値を測定するのは大変難しいようで、これまで曖昧にされてきました。しかし緑化のCO2削減効果が正確に分からないのでは、費用対効果のうえから民間企業の取り組みも消極的にならざるをえません。
そんな不満に応えるソフトがようやく開発されました。

ゼネコンの鹿島が開発したソフトで、新設の緑地を設けることによってCO2をどれだけさ削減できるかを予測します。樹木の成長モデルにしたがって、1年ごとに1本の木がCO2をどれだけ吸収したかを計算し、CO2固定量を割りだすプログラムになっています。

CO2削減に向けたすべての対策・手段に共通することですが、その具体的効果を「見える化」することが重要となります。「見える化」によって削減効果が明らかになれば、投資効果の比較・分析ができ、対策の優先順位も判断できます。

政府は今秋からCO2排出権取引市場の導入を検討しているようですが、このソフトを使えば緑化によるCO2削減量を排出権取引の対象にすることができるかもしれません。典型的な資源消費型ビジネスのゼネコンも、CO2をテーマにした新しいビジネスモデルの開発に取り組んでいるようです。

著:加宮利行→https://www.gdl-j.co.jp/archives/001032.html


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