人事管理ヒント集HUMAN RESOURCE MANAGEMENT HINT

コピー用紙に『二酸化炭素排出量』情報を表示すれば...事務用品の新しい差別化の切り口に

環境に配慮した企業や役所では、特に都庁などではあちこちで「コピーは裏紙を使いましょう」といった手書きのポスターなどを目にします。いまオフィスの二酸化炭素排出量は増加の一途をたどっているため、少しでも省資源で二酸化炭素排出量を削減しようとする苦肉の取り組みのひとつのようです。たしかに、オフィスや店舗などサービス部門での排出量は、京都議定書で定めた目標排出量を40%と上回っていますので大幅な削減が求められています。

ただ「チリも積もれば」の精神にもとづきいろいろな対策が提案されていますが、その割に実行度はいまひとつです。なぜなら、裏紙を利用すればどの程度削減効果があるのか利用者にわからないからです。仮に、コピー用紙を再利用すればどれだけ二酸化炭素を削減できるかの情報を表示すれば、少しは裏紙の利用度は高まるかもしれません。「実態がよくわからないから他人事」になりやすいわけで、数字でわかりやすく表示すれば結果が異なってくるかもしれません。

また製紙会社も、差別性を訴える点が少ない紙製品に関して、二酸化炭素排出量を商品選択の基準にすることができるかもしれません。名詞が再生紙に変わったように、コピー用紙も排出量の少ない製品を優先的に選ぶ時代にすればいいのです。レジ袋については、二酸化炭素排出量を抑える添加剤が開発されています。紙製品もこのような技術開発で、排出量によってコピー用紙の指名買いに結びつける販売戦略が考えられます。紙製品から鉛筆・ボールペンまで、二酸化炭素排出量の情報を表示するといった方向がオフィスの排出量削減に効果的かもしれません。

著:加宮利行→https://www.gdl-j.co.jp/archives/001032.html


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