人事管理ヒント集HUMAN RESOURCE MANAGEMENT HINT

達成しようとする事柄の意味を思い出す

目標に対して達成しようとする意気込み(達成志向)が萎えた時には、達成すれば何が実現するのか、誰に喜んでもらえるのか、どのように貢献できるのか、ということに思いを致すということが効くように思います。
意気込みが消えているとき、それは往々にして、自分自身に目が向いてしまっていて、心の焦点が自分自身の苦労や大変さ、失敗したときの恥ずかしさ、などに向かっているようです。そのような時、焦点を自分の外に向ける。たとえば同僚や会社、お客さま、取引先に対して気持ちを馳せると不思議とやる気がよみがえってくることがあります。

私の場合、体調の良くないときや、こなしきれない仕事を抱えながら研修の講師を担当するときなど、正直なところ、終了の時間が気になって仕方がないときがあります。早く研修を終え次の仕事にかかりたい、体調がよくないときには休みたいと思うのですが、そのような気持ちが出始めると、研修会全体のノリが悪くなり受講生の集中力も続かなくなります。

そんな反応が見えたとき「これはいけない」とハッと我に返り、自分自身に目が向いていることに気がつきます。研修の目的は、時間通りに終わることではなく、また決められた内容を話しきることでもなく、受講生に何かを感じて持ち帰ってもらい、日常で活かしてもらうことだ、ということに思いを馳せます。
講師が気持ちを切り替えると、また研修に熱気が戻ってくるから不思議なものです。そのような研修が出来たときには、次の仕事にも乗っていけます。

皆さんにも、違う場面では、似たような経験があるのではないでしょうか?

文責:田辺和彦


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