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考課者訓練を超える「人事考課調整会議」とは?

- ケーススタディーを使った考課者訓練 -

1.考課者の目線を揃える(甘辛をでにくくする)

2.評価にあたって準拠すべき考課ルール、考課基準への理解を深める

3.考課者が自分自身の癖、評価傾向を知る

など、とても効果がある。
ただ自社にあったケーススタディーを作成するのが困難であったり、管理職を研修で集めるのが難しいなど、ハードルも高い。

その点、普段から様々な会議に集まる管理職には、部や本部の会議と合わせて人事考課調整会議を開催するのは比較的ハードルが低い。

その効果、ねらいは次のようなものだ。

1.考課者の持つ甘辛を解消し、より公正な評価を実現する

2.課単位の人事考課に、部や事業部という単位での相対評価的な視点を持ち込み、偏りの少ない考課を実現する

3.考課者固有の思いこみ、思考パターンを理解してもらい、管理職としての能力を磨く

4.人事考課のフィードバックを効果的に行えるようにする(二次考課以降で評価が修正された過程がわからず、評価フィードバックに苦労する管理職を減らす)

その効果的な進め方、失敗事例など、何回かに分けてコメントしていきたい。

■評価のクセを知るには→評価傾向診断

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