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ビジネスでは、全ての場面がプレゼンテーション

お客様が、商品を買ってくれない。買ってくれそうな態度だったのに、結局売れなかった...。
商品のプレゼンテーションが上手くいかなかったことの端的な例である。またビジネスの場面では、営業活動以外の場面でも多くのプレゼンテーション力が求められる。

初対面の時、第一印象がその後の成果を殆ど決定つけるとも言われる。身だしなみや姿勢、表情など自らのプレゼンスが、ビジネスの成果に与える影響は大きいといえよう。プレゼンスも、広義でのプレゼンテーションに入ろう。

社内での場面でも、プレゼンテーションの巧拙が問われる。上司がきちんと自分を評価してくれない。上司に媚を売ることが不足しているのではなく、自らの行動や成果を正当に評価してくれるような十分な情報が伝わっていないことが原因。プレゼンテーション不足なのである。また、部下が言うとおりに行動してくれない。何を言っても、部下に思いが伝わらない。これも、部下へのプレゼンテーション不足といえよう。

プレゼンテーション上手になるには、以下の3つのステップの繰り返しが有効と言える。

STEP1)プレゼンテーション基本スキルの修得
 ①コンテンツ:内容 話しが面白い、興味の対象となる十分な内容があること
 ②ストラクチャー:構造 話の展開が3部構成等のシンプルで、分かり易いこと
 ③デリバリー:表現 伝わる表現技術(姿勢・ボディランゲージ・表情・視線)を駆使
 ④プレゼンス:見た目 プレゼンの場での、好ましいイメージを作る(身嗜み等)
STEP2)場数を踏む。理屈だけでなく、回数を重ねて練習・練習。
STEP3)きちんとレビューする。
 プレゼンテーションの出来を評価するメジャー(評価眼)をきちんと持つこと。メジャーを持つことにより、レビュー(振り返り)の視点が確立し、自分のプレゼンテーション上手への課題が明確となる。

著:時田文啓→360サポーターズ
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