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学習

従業員が学ぶ意欲を失ったら、画期的な戦略は生まれず、資金も資源も豊かな他社と競い合い勝つことは出来ない。
競争に勝つためには「学習」が不可欠である。生涯学習の意欲に燃える従業員は警戒心を鍛え、知識と創造力を磨いているものである。そういう人たちのおかげで、成功している会社は常に新しい方法を考え、業務の簡素化やコスト削減、顧客サービスの向上などに取り組めるのである。

たとえば何かを学んでいる幼児を見て驚いたことがあるだろう。幼児は何でもやってみようという挑戦の連続である。その好奇心はとどまるところをしらない。いつもこんなやり方をしているとか、うまくいくはずがないなどといった余計なことは一切考えず、ひたすら好奇心に燃えて冒険と実験にのめりこんでいき、その心は自由奔放なはずである。夢中になって新鮮な驚きに満たされながら常に学んでいるのが幼児である。自分の会社の社員が、この幼児のように、好奇心が旺盛で、あふれる冒険心に駆り立てられ、新しいことを学び実行せずにいられないという状況であったらどうだろうか。

好奇心の強い人は、他の人たちの話によく耳を傾け、わからないことは何でも質問するものである。知的好奇心が旺盛ということである。調べていることについては、完全に把握するまで結論を出さないものである。耳を傾けるのは情報を集めることであって、自分自身の考え方を正当化し、確認するためではけしてないのである。

著:佐藤創紀 →360サポーターズ
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