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「細かな手法を質問する人は出来ない人が多い。」PM鈴木先生との会話から

プロジェクトマネジメントの鈴木道代先生と話していたとき、ノウハウを学んで実践する人と、学びっぱなしで実践しない人の話しに及んだ。
鈴木先生曰く。

「結局、出来る人はあるキーワードやコンセプトにヒントを得て、それを自分なりに実践する人なんですよね。逆に出来ない人は、細かな手法、方法論を質問する人ですね~。」

人事制度の構築セミナーを担当する機会の多い私も同じように感じる。出来る人は本質を突いた切れる質問をする。そうでない人は、非常に細かな質問、枝葉末節の質問をする。

この差はどこからくるのか?普段からある問題意識を持って仕事をしている人は、何らかの新しいコンセプト、キーワードが引っかかってくる。いわばアンテナがたった状態だ。そうでない人、あるいは上司からこのセミナーに参加してみろ、というようにあるテーマについて考えが無い人には、アンテナが引っ込んでいる。だから細かく教えてもらわないと、イメージできない。

新しい知識やノウハウを得るために、学ぶことは大切だ。でももっと大切なのは、普段から問題意識をもって仕事をする、ということだと思う。それが効果的に学ぶコツだ。

著:田辺和彦 →360サポーターズ
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