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学校名などのブランドに惑わされない

有名大学を卒業できるのは、かなりの努力や知的能力が必要だ。有名企業出身者であるということは、それなりに鍛えられている証拠でもある。資格検定なども、その分野の知識があることを証明している。

だから判断材料の一つにすべきだ。

弊社社長、田辺和彦も含め、中小企業、ベンチャー企業の経営者は、総じてブランドに弱い。ブランドに惑わされて採用して失敗することが多い。

理由は幾つかあるだろうが、まず自社にエントリーしてくれたこと、興味を示してくれたことで、気分が舞い上がる。「やっと我が社も...」という感じだ(これまで人材面や経営面で苦労されてきた社長の気持ちはよく分かるが...)。

面接してみると確かに頭の回転が速かったり、既存社員は決して口にすることのない、カタカナの経営用語などがポンポン出てきたりする。これは凄い ! こんな人を採用できたら、我が社は飛躍する ! と舞い上がってしまう。

でも、である。そのような人材が自社で活躍できるとは限らないのだ。
基礎体力が弱い組織にブランド人材を呼んでも、次のようになってしまうことが多い。

■採用された側から言うと・・・・

①もっと社内の管理システムや教育システムが出来上がっている、とおもって入ってたのに...

②もっと有能な部下がついてくれれば自分の力は発揮できるのに(管理職として採用した場合)

③あれ? こんなことまで私がするの? (管理職として採用した場合)

■採用した側から言うと・・・・

①○○出身、××資格所得といっても大したことはないんだ...

②既存社員との軋轢を覚悟した上で採用したのに、既存勢力に何か取り込まれちゃったぞ !

③仕事ができるのと知的能力は絶対一致するとは限らないんだ...

これではお互いが不幸だ。
その点、採用適性検査は、幾つかの側面を見せてくれる。
ブランド人材でも万能でない、という見方を提示してくれる。

文責:田辺和彦

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